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愛知歴史探訪🐴 山内一豊編1
こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。
さんざん、来年の大河は家康だということをお話してきましたが、
戦国物の大河ドラマとなると、三英傑が主役でなくても、
どうしても、三英傑に触れずにはいられないというのが、戦国物の大河です。
ですが、
三英傑以外に、この愛知出身の武将で、大河の主役になった人はいたかなあと
考えてみました。
以前、こちらのブログでも紹介した前田利家を主役にした「利家とまつ」……あとは………
そういえば、もうひとりいたなと思い出しました。
その人は山内一豊。2006年「功名が辻」で、大河ドラマ化されています。
一豊役は上川隆也さんです。
山内一豊という人は、信長・秀吉・家康の三人に仕えたと言われています。
一豊が生まれた地は諸説ありますが、そのうちの一つが
愛知県一宮市の木曽川町。
JRの線路の横、学校の敷地の一角に、それがありました。
黒田城というお城の城址です。
黒田城の説明書きがありました。
一豊の父は、岩倉 織田家の家臣だったようなのですが、
岩倉の織田家は、信長の織田家とは別の織田家で、この両織田家は対立状態であったようです。
小さな敷地ですが、ちゃんと整備されています。
その敷地の中には、山内一豊の像もあります。
山内一豊と言えば馬です。
このエピソードは、後程ご紹介いたします。
この黒田城址から徒歩2分くらいの距離に、山内家の菩提寺があります。
法蓮寺という大きなお寺です。
こちらの入口には、山内一豊の誕生碑があります。
また、菩提寺であるので、一豊の父親と、兄のお墓もこちらの敷地内にあります。
父と兄は、盗賊の襲撃にあい、討ち死にしたといわれています。
一節には、信長の手勢ともいわれているようです。
さて、山内一豊と言えば、実は
一豊本人より奥様のエピソードが有名な珍しい武将です。
一豊の奥様は、千代という名前で、内助の功で夫を助けた、賢妻といわれていて、
自らのへそくりをはたいて、夫に名馬をプレゼントしたという逸話が残っています。
これが、戦前の教科書に取り上げられており、女性の鑑とされていました。
実はこの千代さんという方は、生まれがよくわかっておらず、諸説あるのですが、
お隣の岐阜県の郡上市だという説もあり、
郡上城の前には、一豊と千代の像もあります。
奥に見えるのが郡上城です。
やはり、馬とセットです。一豊と言えば、奥様と馬なのです。
ちなみに、大河ドラマ「功名が辻」では、この千代さんを仲間由紀恵さんが演じました。
実は、大河ドラマもどちらかと言えば、一豊より千代さんにスポットをあてた内容で、
千代さんを主題にしたドラマや演劇というのは、多く作成されています。
功名が辻を見ていたころには、
「私にもこういう奥さんが欲しいなあ」とよく思ったものです。